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LEDライトの寿命は何年?交換すべきサインや長持ちさせるコツを解説

LEDライトの寿命は何年?交換すべきサインや長持ちさせるコツを解説

施設や店舗、オフィス、工場などのLEDライトが、実際に何年くらい使えるのかというのはよくある疑問です。特に最近暗くなってきた、点灯しづらくなってきたという場合は、交換のサインかもしれません。

結論からいえば、LEDライトの一般的な寿命は約40,000時間が目安です。

照明器具本体には、光源とは別に8〜10年の適正交換時期があります。光源が点灯していても、器具の使用年数によっては交換の検討が必要です。

本記事では、LEDライトの寿命の考え方、交換のサイン、長持ちさせるコツ、交換方法までを解説します。なお本記事では、LEDライト=「LED照明」、光源部分=「LEDランプ」または「光源」と表記します。

LED照明の寿命は?

LED照明の寿命は?

LED照明の寿命は、光源の寿命と照明器具本体の寿命の2つに分けて考える必要があります。

まずLED光源の寿命を表すのが「光束維持時間」です。一般的には、光源の明るさ(光束)が初期の70%まで低下する時間を指します。

光源は使用に伴って徐々に暗くなりますが、電源回路などの故障により点灯しなくなることもあります。

一般的なLED照明器具の光源寿命は約40,000時間です。
1日10時間程度の点灯なら10年前後に相当します。これは故障せず使える期間を保証するものではありません。

一方、照明器具本体は、光源とは別に電源回路やソケット、配線などの部品が使用年数に伴って劣化します。

一般社団法人日本照明工業会では、照明器具の「適正交換時期」を8〜10年、「耐用の限度」を15年と定めています。使用年数が10年を過ぎると、故障率が急に増加するためです。

設置時期がわからない場合は、器具に貼られた銘板(ラベル)の製造年から、おおよその経過年数を推定できます。製造年は設置年そのものではありませんが、交換時期を判断する手がかりになります。

参考:ご存知ですか?照明器具にも耐用の限度があります|一般社団法人日本照明工業会
参考:リニューアルQ&A|一般社団法人日本照明工業会
参考:照明器具の耐用年限に関する考え方|パナソニック

LED照明の寿命が近いときのサイン

LED照明の寿命が近いときのサイン

LED照明では、徐々に明るさが低下する変化と、部品の劣化や故障による不具合を分けて考える必要があります。

ここでは、点検や交換を検討する手がかりとなる3つのサインを解説します。

設置から10年前後経過した器具に症状が現れた場合は、光源だけでなく器具本体の状態も確認しましょう。

購入時よりも徐々に暗くなってきている

以前と同じ環境なのに手元や室内が暗く感じるようになった場合、光束の低下が進んでいる可能性があります。

作業に必要な明るさが確保できているかを確認し、点検や交換を検討してください。

ただし、暗く感じることだけで、寿命の目安となる光束維持率70%に達したとは判断できません。また、器具やカバーにほこりや汚れがたまっているだけでも暗く感じることがあります。

もし清掃しても明るさが戻らない場合は、交換業者への相談を推奨します。

点滅を繰り返す

スイッチを入れたあとに点滅を繰り返す場合は、光源そのものよりも、器具内部の電源回路に不具合が生じている可能性があります。

設置から10年以上経過した器具は、外観に異常がなくても内部の劣化が進んでいる可能性があります。日本照明工業会も、器具内の部品の絶縁劣化などによって、まれに発煙事故に至る場合があると注意喚起しています。

点滅を「まだ点いているから大丈夫」と放置せず、点検や交換を検討してください。

スイッチをONにしても点灯しづらい

以前より点灯までに時間がかかる、何度か操作しないと点かないといった変化は、器具内部の劣化や故障が原因の可能性があります。

ただし、製品によっては回路が立ち上がるまで短い時間差が生じるため、点灯の遅れだけで故障とは断定できません。取扱説明書に記載された動作と比べ、これまでと異なる症状が続く場合はメーカーや専門業者に確認してください。

日本照明工業会は、10年以上使用した器具について安全チェックシートでの確認を呼びかけています。器具や部品に劣化がある場合は、事故防止のため速やかな交換を推奨しています。

参考:古い照明器具をご使用の方へ、その照明器具、本当に大丈夫ですか?|一般社団法人日本照明工業会

LED照明を長持ちさせるコツ

LED照明を長持ちさせるコツ

LED照明の寿命は、点灯時間だけでなく、設置環境や使い方によっても左右されます。

ここでは、寿命を縮める要因を避け、LED照明を長持ちさせるための4つのコツを解説します。

使用しないときはこまめにOFFにする

使用していない部屋や時間帯の照明を消すと、無駄な電力消費を抑え、点灯に伴う光源の劣化を減らせます。

蛍光灯はスイッチの入切を繰り返すと寿命が縮みやすい光源でした。一方、LEDランプは頻繁にスイッチをON/OFFしても寿命にほとんど影響がありません。人感センサーやタイマーと組み合わせて、不要な点灯を減らす運用が有効です。

ただし、器具本体の劣化は点灯時間だけで決まるわけではありません。日本照明工業会では、以下の条件で使用すると絶縁材料の温度上昇が大きくなり、器具の寿命が短くなるとしています。

  • 周囲温度が40℃を超える場所で使用する
  • 電源電圧が定格の105%を超える
  • 断熱材で覆われた天井面に取り付ける、または埋込器具の背面を断熱材で覆う
  • 1日10時間を超えて点灯する

点灯時間の管理に加えて、設置環境の温度や取り付け条件にも目を向けることが、器具本体を長持ちさせるうえで欠かせません。

参考:LED照明器具に関するQ&A|一般社団法人日本照明工業会

定期的にメンテナンスを行う

器具やカバーにたまったほこりや汚れは、放熱を妨げて内部の温度を上げる原因になります。LEDは熱に弱い光源のため、放熱が妨げられると劣化が早まります。

定期的に清掃を行い、放熱を妨げない状態を保つことが大切です。清掃の際は必ず電源を切り、器具が冷えてから作業してください。高所の器具は無理をせず、専門業者に依頼する方法もあります。

参考:LED照明器具のヒートシンク(放熱機能)とは何ですか|岩崎電気

照明器具に適したLEDランプを選ぶ

電球形LEDランプを交換する際は、取り付ける器具に対応した製品を選ぶ必要があります。

日本照明工業会は、器具によっては使用できない電球形LEDランプがあるとしています。
例として挙げられるのは、調光機能付き、密閉形、センサ機能付き、断熱材施工の器具です。

対応していないランプを取り付けると、点灯不良や早期の故障、発熱の原因になります。購入前にランプのパッケージや取扱説明書で対応器具を確認し、判断に迷う場合は販売店やメーカーに問い合わせてください。

参考:LED照明器具に関するQ&A|一般社団法人日本照明工業会

環境に応じたLED照明を選ぶ

浴室の湿気、屋外の風雨、厨房の熱など、設置環境はさまざまです。こうした場所では、屋内用の一般的なLED照明を使うと劣化が早まります。日本照明工業会も、屋内用の器具は風雨や直射日光にさらされる屋外環境では使用できないとしています。浴室用の器具も、屋内の高湿環境向けに作られたものです。

設置場所の温度や湿度に合わせ、防湿形や防雨形、高温環境に対応した製品を選びましょう。適した製品の選択が、結果的に寿命を延ばすことにつながります。

LED照明を交換する方法

LED照明を交換する方法

寿命や器具の劣化が確認できたら、交換の方法を検討します。交換の進め方を分けるポイントは、現在の器具が蛍光灯かLED照明かという点です。ここでは、それぞれのケースを解説します。

蛍光灯からLED照明へ交換する場合

蛍光灯からLED照明への代表的な交換方法を紹介します。

まず、既存の蛍光灯器具を取り外し、LED照明器具へ丸ごと取り替える方法があります。

もう1つは、既存器具の安定器を切り離し、直管LEDランプを直結点灯させる安定器バイパス工事です。安定器バイパス工事や、器具交換で配線の接続変更を伴う場合は、電気工事士の資格を持つ業者に依頼する必要があります。

どちらにしても、まずは器具の使用年数や状態を業者に確認してもらったうえで交換方法を選ぶと安心です。

また、一般照明用の蛍光灯は水俣条約に基づき、2027年末までに段階的に製造・輸出入が禁止されます。既存の蛍光灯器具の使用継続は可能です。

蛍光灯は今後入手しにくくなることが予想されるため、器具の交換時期と合わせてLED化を検討する時期に来ています。

MASSのLEDソリューションではLEDエスコシステムを採用しているため、初期費用0円でLED交換を実施できます。

LEDエスコシステムとは、初期負担をなくし、削減できた電気代の範囲からお支払いいただく仕組みです。契約期間は通常5年で、終了後は設備が無償譲渡されるため、交換費用に不安がある方におすすめです。

無料相談はこちら→URL

参考:一般照明用の蛍光ランプの規制について|環境省

古いLED照明から新しいLED照明へ交換する場合

すでにLED照明を使っている場合でも、器具本体には適正交換時期(8〜10年)があります。光源一体型のLED照明器具は光源だけを交換できない構造のため、寿命を迎えた場合は器具ごとの交換が基本です。

LEDが点灯していても、設置から10年前後を過ぎた器具は電源回路などの内部部品が劣化している可能性があります。

日本照明工業会は、耐用の限度(15年)を過ぎた器具の即時交換を推奨しています。そのまま使い続けることには危険が伴うためです。点灯の有無だけでなく、器具の使用年数を基準に交換時期を判断してください。

LED照明についてよくある質問

LED照明についてよくある質問

ここでは、LED照明の寿命や交換について、よくある質問に回答します。

蛍光灯からLED照明へ交換する際には必ず工事が必要?

蛍光灯からLED照明へ交換する際、必ずしも電気工事が必要とは限りません。例えば、既設の引掛シーリングに対応したシーリングライトなどは、配線工事をせずに器具ごと交換できる場合があります。
一方、安定器を切り離すバイパス工事や、配線の接続変更を伴う器具交換には電気工事士の資格が必要です。

工事不要タイプの直管LEDランプも、対応する器具が限られる点に注意が必要です。器具とランプの組み合わせが不適切な場合は、発煙などの重大事故につながるおそれがあります。工事不要タイプを選ぶ場合も、蛍光灯の種類と安定器の確認が前提です。

LED照明に交換する費用はいくらかかる?

費用は、器具ごとの交換、安定器バイパス工事、工事不要ランプのどの方式を選ぶかによって異なります。器具のグレードや台数、現場の条件でも金額が変わります。正確な費用を知るには、現地調査や見積もりで確認する必要があります。

初期費用をかけずに導入する方法としては、削減できた電気代の範囲から費用を支払うLEDエスコシステムがあります。

まとまった予算の確保が難しい場合の選択肢で、MASSのLEDソリューションでも採用している方式です。

蛍光灯2027年問題とは?

蛍光灯2027年問題とは、一般照明用の蛍光灯の製造・輸出入が終了する問題です。水銀に関する水俣条約に基づき、種類に応じて段階的に禁止され、2027年末までにすべて終了します。

禁止されるのは製造と輸出入であり、既存の蛍光灯器具の継続使用や在庫品の販売・購入は禁止されません。

ただし、製造終了後は蛍光灯の入手が難しくなることが予想されます。そのため、器具の交換時期と合わせて計画的なLED化が求められています。詳しくは、以下の記事で解説しています。

▼あわせて読みたい
蛍光灯2027年問題とは?製造終了の影響・対策や事業者向け補助金について

まとめ:LED照明の交換はMASSにご相談ください

まとめ:LED照明の交換はMASSにご相談ください

LEDライトの光源の一般的な寿命は約40,000時間が一つの目安です。

一方、照明器具本体の適正交換時期は8〜10年で、耐用の限度は15年です。

光源が点灯していても、器具の使用年数に応じた交換の判断が必要です。暗くなる、点滅する、点灯しづらいといったサインが出ている場合は、器具の劣化を疑い、点検や交換を検討してください。

LED照明を長持ちさせるには、不要な点灯を減らすことに加えて、定期的な清掃が有効です。器具に適したランプと、設置環境に合う製品を選ぶことも大切です。

蛍光灯からの切り替えでもLED照明同士の入れ替えでも、配線の接続変更を伴う交換は、電気工事士に依頼してください。

MASSのLEDソリューションではLEDエスコシステムを採用しています。費用は、削減できた電気代の範囲からお支払いいただく仕組みです。

契約期間は通常5年で、初期費用0円でLED交換を実施できます。

契約期間終了後は設備が無償譲渡され、蛍光灯からの切り替えだけでなく、LED照明からLED照明への交換にも対応しています。

費用面で不安がある方は、お気軽にご相談ください。

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